【重要なお知らせ】

大学院説明会2025は5月10日(土)、名古屋大学環境総合館で。専攻・講座説明会も同日開催します。

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名古屋大学 大学院 環境学研究科社会環境学専攻

講座・教員Fields & Faculty

環境政策論講座

Course01

環境政策論講座

環境・社会・経済の
根源的な関係を解明しながら
政策や社会的仕組みの提案や実践に
結びつける学を創造する講座です

講座サイト

科学と現場が共創する超学際的な研究を通じて政策評価や提言ができる環境実務家や社会企業家の育成に重点を置いています。社会科学のみならず自然科学の教員とも協力し、幅広い興味関心に応える研究指導体制が整っています。学生のバックグラウンドも多様で、現場での問題解決に取り組む社会人院生も多数在籍しています。研究関心も様々ですが、環境に関する課題解決という点で、一貫した研究・指導が実現しています。

教員紹介Faculty

三上 直之 MIKAMI Naoyuki 教授

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専門分野
環境社会学、科学技術社会論
研究キーワード
市民参加、ミニ・パブリックス、気候市民会議、気候変動と民主主義、民主主義のイノベーション、テクノロジーアセスメント、科学技術コミュニケーション
教員からのメッセージ
環境政策への市民参加や協働的な環境ガバナンスなど、環境政策や科学技術と社会に関するさまざまなテーマに対して、主に環境社会学や科学技術社会論の視点から学際的にアプローチする研究を行っています。自らの興味・関心を起点として、研究を通じて、現場に根差した問題解決のための思考力や実践力を高めたい人をお待ちしています。

丸山 康司 MARUYAMA Yasushi 教授

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専門分野
環境社会学、科学技術社会論
研究キーワード
持続可能性、社会的受容性、再生可能エネルギー
教員からのメッセージ
環境保全を実現する際の社会的摩擦や利害対立をゆるく解決する方法について研究しています。気候変動対策、生物多様性の保全、持続可能な食糧生産など、私たちの社会の基盤である環境を維持することは大事なのですが、様々な意見が交錯して問題解決の取り組みが進まない場合も少なくありません。なぜそのようなことになるのか、具体的な事例を読み解きながら、解決方法を探っています。

中野 牧子 NAKANO Makiko 教授

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専門分野
環境経済学
研究キーワード
持続可能な消費、環境配慮行動、環境イノベーション、生産性分析
教員からのメッセージ
統計学や計量経済学に基づき、定量的なデータ分析を行う実証分析を中心とした研究方法を用いて、企業の環境問題への取組を促進する要因や取組の効果を調べたり、消費者の製品選択(どのような製品を購入したいか、どのような企業から購入したいか)における環境問題等への選好を調べたりする研究テーマに取り組んでいます。

紀平 真理子 KIHIRA Mariko 助教

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専門分野
環境社会学、農業分野のトランジション研究
研究キーワード
マルチステークホルダー、やっかいな問題、サステナビリティ・トランジション、農業技術開発マネジメント、Visual Problem Appraisal、参加型アクションリサーチ
教員からのメッセージ
人と自然との関係性から生じる社会課題の解決が注目されています。しかし、このような課題では、そもそも何が問題であるか定まらないことも多々あります。多くの人が関わり、さらに複数の原因が複雑に絡み合った結果出現する「やっかい」な問題に対して、農業、漁業などを中心に、参加型アクションリサーチや映像などのビジュアル手法を用いて「問題は何か」を探り、持続可能な社会への移行を目指す研究を行っています。

高橋 誠 TAKAHASHI Makoto 教授(協力教員)

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専門分野
社会地理学、災害社会論
研究キーワード
自然災害とリスクガバナンス、コミュニティと地域開発、農村の社会・地域変動
教員からのメッセージ
農村や都市のコミュニティ変動に焦点を置きながら、空間と社会との相互作用について考究してきました。最近は、2004年スマトラ地震、2011年東日本大震災などを事例に、自然災害の問題を空間と社会の破壊と再生という視点から考えています。また、災害対策として、コミュニティ防災についても調べています。

涌田 幸宏 WAKUTA Yukihiro 准教授(協力教員)

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専門分野
経営組織論
研究キーワード
新制度派組織論、ソーシャル・ビジネス、社会起業家、持続可能な地域社会と企業活動
教員からのメッセージ
持続可能な地域社会を構築していく上で、ソーシャル・ビジネスの役割がますます重要になっています。私の専門は経営組織論ですが、現在は新制度派組織論の視点から、社会企業家活動のダイナミズム、それらの革新的な実践やアイデアの馴致化・制度化などについて研究を進めています。皆さんも、こうした課題に一緒に取り組んでみませんか。

内記 香子 NAIKI Yoshiko 教授(協力教員)

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専門分野
サステナビリティ関連のグローバル・ガバナンス(ビジネス ✕ 環境 ✕ デジタル技術)
研究キーワード
サプライチェーン、トレーサビリティ、サーキュラーエコノミー、デジタルパスポート、国際標準化、スマートシティ、認証制度
教員からのメッセージ
ビジネスの現場で企業は今、サプライチェーン上のサステナビリティを確保することが求められています。そこで、テクノロジーはサステナビリティをどのように促進するか?という疑問について「スマートシティ形成における公私パートナーシップ」や「トレーサビリティとブロックチェーン技術」などをテーマに研究しています。