【重要なお知らせ】

大学院説明会2025は5月10日(土)、名古屋大学環境総合館で。専攻・講座説明会も同日開催します。

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名古屋大学 大学院 環境学研究科社会環境学専攻

講座・教員Fields & Faculty

地理学講座

Course05

地理学講座

名古屋大学・
地理学教室

講座サイト

活発な研究活動と卓越した研究者養成の実績
研究活動の活発さにおいて、名大の地理学教室は日本の地理学教室の中でトップレベルにあります。その水準の高さは研究者養成の実績に表れており、環境学研究科が設立された2001年以降、国内外の大学教員、また研究所の研究員として働くOB・OGは60名以上にのぼります。そして、地理学教室を巣立っていった卒業生・修了生は、学術界だけではなく、国内外の産業界でも活躍しています。

幅広い研究分野
研究分野の多様性も特徴のひとつです。人文地理学全般に加えて、自然地理学(地形学)などのさまざまな研究分野から、自由に研究テーマを選択することができます。また、名古屋大学大学院環境学研究科には、当教室の専任教員以外にも、気候学・気象学、水文学などの教員が在籍しており、他の教室とも連携しながら、広く指導を受けることが可能です。

教員紹介Faculty

鈴木 康弘 SUZUKI Yasuhiro 教授(協力教員)

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専門分野
自然地理学、変動地形学、災害地理学
研究キーワード
活断層、ハザードマップ、災害地理学
教員からのメッセージ
もともと活断層の動きが地形を造るダイナミックな姿に魅了されて研究を始めましたが、阪神・淡路大震災以降は、防災・減災への貢献も使命だと思うようになりました。活断層についても未解明のことがたくさんあります。 風土の特質に応じた社会のあり方についても考えていきたいと思っています。

高橋 誠 TAKAHASHI Makoto 教授

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専門分野
社会地理学、災害社会論
研究キーワード
自然災害とリスクガバナンス、コミュニティと地域開発、農村の社会・地域変動
教員からのメッセージ
農村や都市のコミュニティ変動に焦点を置きながら、空間と社会との相互作用について考究してきました。最近は、2004年スマトラ地震、2011年東日本大震災などを事例に、自然災害の問題を空間と社会の破壊と再生という視点から考えています。また、災害対策として、コミュニティ防災についても調べています。

横山 智 YOKOYAMA Satoshi 教授

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専門分野
文化地理学(伝統的社会の文化・政治生態学、食文化)、東南アジア地域研究
研究キーワード
文化生態学、政治生態学、東南アジア、生業、自然資源利用、食文化、発酵食品、在来知
教員からのメッセージ
地理学的視点から自然と人間活動の相互関係を解明する研究を専門としています。特に自然資源を利用して生活を営む人々の生業構造と生存戦略について、東南アジア農山村地域を研究対象地域として実施しております。また、日本・ヒマラヤ・東南アジアの伝統的発酵食品の成立と継承に関する在来知の研究も実施しております。

今里 悟之 IMAZATO Satoshi 教授

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専門分野
文化・社会地理学、日本の農山漁村研究
研究キーワード
自然に根差して暮らす人々は、どのように周囲の環境を把握し、自らの地域社会を作り上げ、日々の世界を秩序立ててきたのだろうか。
教員からのメッセージ
地理学の農山漁村研究は、民俗学、農村社会学、農業経済学、文化人類学、歴史学、建築学など、様々な学問分野と接点を持ちながら発展してきました。幅広い分野の日本語や英語の文献を精読し、地元のご厚意によってフィールドワークを丹念に行い、研究仲間と議論しながら自分自身の頭で深く柔軟に思考し、充実した大学院生活を送って下さい。

伊賀 聖屋 IGA Masaya 准教授

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専門分野
経済地理学、食料の地理学
研究キーワード
食料の地理学、フードネットワーク、グローバル化、異質化、エビ養殖
教員からのメッセージ
グローバル化が進展する中で、食の地理はいかに塗り替えられるでしょうか。私は、食のグローバル化を、場所ごとに生産の多様性が高められる異質化の過程として捉え、それがいかに展開するかを研究しています。様々な食料生産の実践に着目し、それらが生み出される仕組みを人間、自然物、技術の関係性の観点から読み解いています。

齋藤 仁 SAITO Hitoshi 准教授

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専門分野
自然地理学、地形学、地理情報科学
研究キーワード
自然地理学 土砂災害 気候変動 ドローン 地理情報システム(GIS)
教員からのメッセージ
現地調査、ドローン観測、地理情報システム(GIS)・リモートセンシングを用いて、アジアモンスーン地域の土砂災害の発生要因の地域性を、地形・地質・気候・植生等の自然地理学的要素から総合的に解明する研究を行っています。近年は極域での永久凍土荒廃の広域的評価の研究にも携わっています。

松岡 由佳 MATSUOKA Yuka 助教

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専門分野
社会地理学
研究キーワード
福祉、障がい、メンタルヘルス
教員からのメッセージ
どこに生まれ育ち、どんな心身の状態であったとしても、その人らしく生活できる地域。それはいかにして実現できるのでしょうか。私の研究では、地理学の立場から「福祉」や「障がい」にアプローチすることを通じて、その可能性を探っています。人間の暮らしの多様なあり方を考える際に、地理学的なものの見方は、数多くのヒントを教えてくれます。