在学生・修了生の声Senior's Voice
社会環境の諸相への探究心、
創造的思考力を鍛える
2019年10月に環境学研究科(社会学講座)に入学しました。講座の先生方の熱心な指導や友人たちの温かい助言を受けて、進取の精神に満ちた環境の中で研究生活を送ることができました。留学生としての研究生活は確かにチャレンジングでしたが、慣れてしまえば異文化間の交流は研究により多くの刺激をもたらしました。社会学分野のみならず、環境学、地理学、政策学などの多様な専門分野の知識を学び、多面的な観点から研究に必要な探求力と判断力を培うことができました。
私の研究活動は農村社会の地域比較に集中しています。博論のフィールドワークは中国で行いましたが、日本での現地調査のチャンスもあり、日本の地域社会の家・村的な構造について理解を深めることができました。最近は「地域研究×食・農研究」の最前線をフォローし、日本・東アジアにおける農村の新たな変動について研究しています。
研究者としてはまだまだ未熟ですが、今年から中国の大学で社会学の専任教師として働き始め、これまでに学んだ知識を教育・研究、そして日中両国間の学術交流に活かしていきたいと考えています。「自由闊達」は名古屋大学のモットーとしてよく知られた言葉ですが、この言葉を実行するのは容易ではありません。名大での鍛錬を通じて皆さんが自由で闊達な研究者になることを期待しています。(2025年3月掲載) 一覧に戻る
私の研究活動は農村社会の地域比較に集中しています。博論のフィールドワークは中国で行いましたが、日本での現地調査のチャンスもあり、日本の地域社会の家・村的な構造について理解を深めることができました。最近は「地域研究×食・農研究」の最前線をフォローし、日本・東アジアにおける農村の新たな変動について研究しています。
研究者としてはまだまだ未熟ですが、今年から中国の大学で社会学の専任教師として働き始め、これまでに学んだ知識を教育・研究、そして日中両国間の学術交流に活かしていきたいと考えています。「自由闊達」は名古屋大学のモットーとしてよく知られた言葉ですが、この言葉を実行するのは容易ではありません。名大での鍛錬を通じて皆さんが自由で闊達な研究者になることを期待しています。(2025年3月掲載) 一覧に戻る

修了生
哈爾浜(ハルビン)工程大学
人文社会科学学院 講師
江 世君(JIANG Shijun)さん
2024年博士後期課程修了 /社会学講座