在学生・修了生の声Senior's Voice
環境と人を愛して、
社会でも実践の場がある講座です!
環境を守りたい人、もっと別のことに興味を持っている人、そうやって価値観の異なるたくさんの人々が、どうしたら「環境問題を解決する」という1つのゴールを目指せるのか。ルールや罰ではなく、いつの間にか世界が良くなっていくような仕組みがあるとしたら、それはどんな姿をしているのか。それを知りたくて、環境学研究科というわかりやすい名前の場所を目指し、迎えて頂きました。
この場所での学びを一言で表すなら、「リアリティ」だと思います。ここに来るまでは、学びを重ねて理論の精度を高めることが、人々を納得させ動かせる方法と信じていました。しかし、実際に学んだのは、私たちが誰かや何かを大切に思ったり、嫌ったり、割り切れないと思う部分、理不尽として切り捨ててしまいがちな部分を、拾い上げて理屈に組み入れていくということです。物事を抽象化し、強靭な理屈を追い求める研究機関で、私たちの人間らしさを愛せたと思えたことが、人生で1番の衝撃かつ収穫でした。
卒業後は、世界の皆が環境を汚す心配なく自由に発展してほしい、という理由で、再エネ業界に進みました。当初は地元調整等で学びを活かすことを想定していましたが、今は技術職となり、今の方がむしろ、数値と解釈の関係のあり方を考え伝えることを通して、それを叶えられています。この業界こそ、技術の現場に文系の視点があるのが大事です!そこに、日々大きな価値とやりがいを感じています。(2025年3月掲載) 一覧に戻る
この場所での学びを一言で表すなら、「リアリティ」だと思います。ここに来るまでは、学びを重ねて理論の精度を高めることが、人々を納得させ動かせる方法と信じていました。しかし、実際に学んだのは、私たちが誰かや何かを大切に思ったり、嫌ったり、割り切れないと思う部分、理不尽として切り捨ててしまいがちな部分を、拾い上げて理屈に組み入れていくということです。物事を抽象化し、強靭な理屈を追い求める研究機関で、私たちの人間らしさを愛せたと思えたことが、人生で1番の衝撃かつ収穫でした。
卒業後は、世界の皆が環境を汚す心配なく自由に発展してほしい、という理由で、再エネ業界に進みました。当初は地元調整等で学びを活かすことを想定していましたが、今は技術職となり、今の方がむしろ、数値と解釈の関係のあり方を考え伝えることを通して、それを叶えられています。この業界こそ、技術の現場に文系の視点があるのが大事です!そこに、日々大きな価値とやりがいを感じています。(2025年3月掲載) 一覧に戻る

修了生
風力発電事業者勤務
島 和沙さん
2021年博士前期課程修了 /環境政策論講座