宮内 泰介・三上 直之/編著
四六判・296ページ
ISBN 978-4-7877-2406-9
発行 2024年3月
出版 新泉社
※ 第7章「社会実験による解決を考える——再生可能エネルギーの適地抽出に向けた住民参加の研究実践」寄稿
四六判・296ページ
ISBN 978-4-7877-2406-9
発行 2024年3月
出版 新泉社
※ 第7章「社会実験による解決を考える——再生可能エネルギーの適地抽出に向けた住民参加の研究実践」寄稿
序章 複雑な問題をどう解決すればよいのか——環境社会学の視点……宮内泰介
第1章 「生活」の論理から基地問題の解決を考える——辺野古住民が望む未来の選択へ……熊本博之
第2章 生業の論理から林業と中山間地域の課題を考える——「林業を始める若者たち」にみるボランタリーな生活組織への注目……家中 茂
第3章 話し合いから歴史的環境の継承とまちづくりの課題解決を考える——地域の伝統によって導かれた鞆の浦の町並み景観保全……森久 聡
コラムA 「よそ者」として地域に寄り添う——アフリカゾウ獣害問題の現場から……岩井雪乃
コラムB 防潮堤をめぐる地域の声と環境社会学の実践……山下博美
第4章 多様な人材との共創で価値を転換する——地域に這いつくばって起こす獣がい対策のソーシャル・イノベーション……鈴木克哉
第5章 多層的なガバナンスから流域環境問題の解決を考える——琵琶湖流域における協働の試みから……脇田健一
第6章 統合知を生かして複雑な課題に取り組む——社会・生態系システムの本質的転換に向けて……佐藤 哲
第7章 社会実験による解決を考える——再生可能エネルギーの適地抽出に向けた住民参加の研究実践……丸山康司
コラムC 「評価」を使って問題を解決する——環境活動の「見える化」ツール……菊地直樹
コラムD 環境社会学の知見を政策の現場に生かす……嘉田由紀子
第8章 ミニ・パブリックスで公論形成の場をつくる——気候市民会議の試みから……三上直之
第9章 順応的な社会運動で解決を考える——原発反対運動支援の試行と模索を事例に……青木聡子
第10章 公共圏の活性化によって解決を考える——環境社会学者が社会に果たす役割……茅野恒秀
終章 小さな単位から出発する環境社会学の問題解決……宮内泰介・三上直之